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国立で荒巻裕子さんの作品展-命の循環テーマに「もちはこべる小さな絵」

「もちはこべる小さな絵」

「もちはこべる小さな絵」

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 国立のインテリアショップ「たとぱに」(国立市東1、TEL 042-574-2169)で5月11日より、荒巻裕子さんの作品展「もちはこべる小さな絵『種 花 実 木』(シュカジツモク)」が開催されている。

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 荒巻さんは女子美術大学で日本画を専攻。卒業後、個展などで作品を発表しながら、小学校や学童クラブで子どもの美術指導にも携わってきた。著書に「まりものふくとこもの」(マーブルトロン ・中央公論新社)がある。

 展示するのは約40 作品。真ちゅうや銀をベースに、種子や花、木をモチーフに一点一点描いた細密画を、ブローチや帯留め、タイピンなどのアクセサリーや小さな壁掛けなどにした作品が並ぶ。「命の循環をテーマにした」と荒巻さん。「東日本大震災のショックで、しばらくの間作品を作ることができなかった。自分の作品で何ができるのか悩んだり、旅に出て自分を見つめ直したりもした。それらがヒントになり、今回のテーマになった」という。「アクセサリーはあってもなくてもいいもの。けれど、花が描かれたブローチなどを一つ身に着けることで、その人の小さな元気の種になってくれればと思う」とも。

 開催時間は12時~17時(土曜・日曜は18時まで)。月曜・火曜定休(今月27日は休み)。6月3日まで。

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