立川バス(立川市高松町2)は「リラックマバス」5号車を、7月10日から昭島・立川~羽田空港の高速路線に導入する。
リラックマバスは2007年8月に1号車を導入以来5台目。「リラックマバスを通じて、日頃バスになじみのない方にも親しみ持ち、機会があれば乗車していただきたいとの思いから、一般路線バスを運行してきた。4台で主要路線をおおむね網羅できる体制は取れてきた。全路線でリラックマバスを運行したいという積年の思いから5号車を高速バスとした。今年がリラックマ誕生10周年にあたることから、従来以上の取り組みとして企画した」と、同社運輸部旅客サービス課の西野さん。
5号車は乗車記念に数量限定で「オリジナルネームタグ」が進呈されるほか、乗車すると購入できる「特製ぬいぐるみ」も用意。路線バスにはないサービスを提供することで、夏休み期間の空港線需要の向上も狙う。
「リラックマバスを一つのアトラクションとして、遠方より写真撮影や乗車目的に立川までお越しいただく方もいらっしゃるようだ。社内的には注目されているという意識から、リラックマバス乗務の際はいつも以上に運転や接遇に気を付けている、といった運転士の声も上がっている。リラックマバスを通じて親しみやすい会社、親しみやすいバスと思っていただけたらうれしい」
5号車の車体デザインは7月6日にイオンモールむさし村山(武蔵村山市榎1)で開催されるデビューイベントで発表される。当日は、リラックマデザイン記念回数券(羽田空港線用4,000円、一般路線用1,000円)や5号車のミニカー(800円)などのグッズが販売されるほか、2代目となった1号車も展示される。9時~18時。入場無料。