「CHEERS」が主催する「HAPPY HALLOWEEN!@こくぶんじ」が10月26日、国分寺駅周辺で開催された。
「CHEERS」は、「国分寺で子育ても暮らしもHAPPYに!」を目指して2011年に結成した任意団体。子育て情報を中心に地域の人、店、暮らしの情報を発信するサイト「ぶんハピねっと」を運営し、市内の店や市民団体と連携して、さまざまなイベントを企画している。
同イベントは、同団体の代表である阿多さんが、アメリカの生活の中で街ぐるみで盛り上げるハロウィーンを親子で楽しんだ経験を基に、「国分寺でもハロウィーンイベントを開催したい」という思いから実現し、昨年に引き続き2回目の開催。参加店舗は昨年の南口10店舗から北口も加わり16店舗に、参加者は150人から234人に増えた。
当日は、プリンセスや消防隊員など思い思いの仮装をした子どもたちが、親子で国分寺駅周辺の参加店舗を回って、この日のために用意されたギフトをもらった。ギフトは、自家製のお菓子やパンのほか、「骸骨」を作ることのできる紙など店舗ごとの特色が表れていた。赤ちゃんを連れて家族そろって参加する姿も多く見られ、開始時に降っていた雨がやんでホッとした様子だった。
参加者が当日配布された地図を持って1カ月以内に対象の20店舗に来店すると、ドリンクや割引などのサービスを受けられる特典も用意。参加者からは「家族で参加できて楽しかった。初めて知るお店もあり、街を知るいいきっかけとなった」などの声が上がった。今年初めての参加という「RIO」(国分寺市本町2)のスタッフは「子どもたちがかわいくてとても楽しかった。来年は仮装して参加したい」と話した。
阿多さんは「仮装する大人も増え、北口の店の参加によってより街を華やかにすることができた。今後も続けて国分寺のイベントとして定着させたい。イベントを通じて街の人と子どもたち、ボランティアの学生との交流が生まれ、楽しく住みやすい街になれば」と語った。