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立川に沖縄そば専門店 オリジナルのもっちり生麺など2種類の麺を用意

「軟骨ソーキすば」(並750円)。写真は「昔ながらの沖縄そば」

「軟骨ソーキすば」(並750円)。写真は「昔ながらの沖縄そば」

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 立川駅南口に「沖縄そば食堂 海辺のそば屋」(立川市錦町1、TEL 042-595-9184)がオープンして1カ月半が過ぎた。

女性が気軽に入りやすいようにと、こだわった内装

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 料理店を運営するオーナーが、「沖縄そばを作ってほしい」という客の要望に応え開店を決めたという同店。年に20回ほど沖縄に足を運び研究を重ね、2年の準備期間を経てオープンにこぎ着けた。店舗面積は7坪、席数はカウンター9席。

 毎日、沖縄から直送される麺は「昔ながらの沖縄そば」と「モチモチ生麺」の2種類を用意する。10軒回った製麺所から1軒を選び、東京で受け入れられやすい麺を共同で開発した。「沖縄では日常的に食べられている沖縄そばだが、東京では麺のボソボソした食感が苦手と感じる人も少なくない。最初の印象が大事なので、そこはこだわった。電話や文書では伝わりにくいので、1時間の打ち合わせのために沖縄に飛んだことも」と振り返る。

 「沖縄で食べるとプレミア感があるが、東京で食べてもらうからにはそれなりの完成度が必要になる」と、20種類の素材を調合したスープも試行錯誤の上、生み出した。「店が沖縄そばを身近に感じてもらえるきっかけになれたら」とオーナー。

 メニューは定番の「軟骨ソーキすば」、野菜たっぷりの「肉野菜すば」、「三枚肉すば」(以上、並=750円)をはじめ、「ゴーヤちゃんぷるー」(350円)、「じゅーしい」(100円)など沖縄の定番メニューもセットで注文できる。そばは、大(850円)と小(680円)も用意する。

 内装は女性が一人でも入りやすいようにと女性のデザイナーに「かわいくしてほしい」と依頼した。「少しでも沖縄に来た気分を味わってほしい」と入り口には波の音、店内には三線や沖縄のラジオを流し、「紅芋タルト」(6個入り700円)や「塩ちんすこう」(400円)など土産物の販売も。

 営業時間は11時30分~15時、17時~22時(日曜は11時30分~18時)。スープがなくなり次第終了。月曜定休。

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