昭島のモリタウン(昭島市田中町)東館1階で9月7日から、写真展「ロケの街『昭島』を盛り上げ隊!」が開催される。
同イベントは、「ロケの街・昭島」として同市の魅力を発信する昭島観光まちづくり協会・昭島ロケーションサービスが、活動を広く周知するために初開催するもの。同協会昭島ロケーションサービス担当の桜井幸織さんは「『ロケの街・昭島』をつくり上げていくためには、昭島に関わる皆さんの理解と協力が必要。同事業の周知活動はこれまでホームページや観光案内所などで行ってきたが、より多くの市内外の方にこの取り組みを知っていただくため企画した」と話す。
昭島ロケーションサービスは、同協会の取り組む事業の一つとして2014年に発足。撮影場所を探している制作者の依頼に応じて情報を提供し、撮影実施につなげていくほか、施設との交渉、撮影現場の立ち会い、ロケ弁の手配などの業務も請け負う。ボランティアで撮影に参加する市民エキストラの募集も行っており、現在約100人の登録があるという。これまで映画やドラマ、テレビCM、雑誌など90本を超える撮影が市内で行われており、5本の作品で市民エキストラが撮影に参加した。
同写真展では、フォレスト・イン昭和館(拝島町)や昭島市クリーンセンター(郷地町3)など市内で行われたロケの撮影風景の写真を展示するほか、同事業の活動を紹介する。
9日・13日には、市民エキストラの出張登録会も実施する。同登録会で募集するのは、無償で撮影に参加するボランティアエキストラ。応募条件は、昭島市内在住・在学・在勤、または昭島を応援したい人で、年齢性別は問わない。登録時は、運転免許証や学生証など本人を確認できる資料が必要。当日、登録用の写真撮影を行うが、写真の持ち込みを希望する場合は、縦3.3センチ×横3センチの顔写真(同じもの2枚)を持参する。
「制作者側からの希望は老若男女さまざま。撮影も平日、休日、日中、深夜とさまざまな日程で行われる。いろいろな生活スタイルの方に広く応募いただければ」と桜井さん。
写真展の開催時間は10時~21時。9月13日まで。エキストラ登録会は10時~16時。