立川商工会議所(立川市曙町2、TEL 042-527-2700)で10月29日、「電力の自由化セミナー」が開かれる。
主催は同会議所ECOイノベーション推進協議会。同協議会は、地球温暖化問題への対応と経済活動発展の両立、環境経営の実現を支援するため同会議所内に設置した機関で、エネルギー関連事業者や大型店、商工会議所各部会の代表などで組織する。
2016年4月から電力小売りが家庭用も含め全面自由化となることを受け、開かれる同セミナー。同会議所の二之宮さんは「電力小売り自由化の仕組みや各社サービスなどの情報を提供し、今後の契約の参考にしていただければと思い企画した。エネルギー関連の新たなビジネス創生のヒントにもなれば」と話す。
当日は、東京都地球温暖化防止活動推進センター・技術専門員の常慶隆一さんを講師に迎え、「今後の電力小売自由化とエネルギー管理の再点検」と題し、電力自由化の仕組みやメリットなどを学ぶほか、最大手の東京電力と新規参入を予定する東京ガスの取り組みやサービス内容についても知ることができる。
「電力の使用方法について、節約の面や経済的な面からも紹介するセミナー。気軽にお越しいただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は15時~17時。参加無料。定員50人。申し込みは電話かファクスで同会議所まで。申込用紙は同会議所ホームページからダウンロードできる。