立川や昭島の店舗や地元農家などで結成する「こまちプロジェクト」が現在、多摩地域の食材を使ったメニューを提供する「スタートアップキャンペーン」を開催している。
多摩地域で生産された物産の積極的な利用や、地域の知名度アップ、発展を願い、今年10月に結成された「こまちプロジェクト」。懐石料理店「懐石・仕出し りんと」(立川市羽衣町3)女将(おかみ)の青栁佳代子さんと、ラーメン店「麺屋 はやぶさ」(曙町2)オーナーの福田篤夫さんとの「地産地消を広めたい」という会話が立ち上げのきっかけという。現在のメンバーは、カラフル野菜などの生産、販売を手掛ける「小山農園」(西砂町3)、野菜直売店「地元農家のとれたて野菜 のーかる」(柴崎町3)と、立川、昭島の飲食店13店舗。
「おいしい多摩をさがしに行こう」と題した今回のキャンペーンでは、参加店舗で多摩地域の食材を使った「キャンペーン商品」を提供する。同キャンペーンのチラシに添付したクーポン券を持参すると、割引や一品サービスなどの特典も受けられる。
同キャンペーンを通して、活動とメンバーを知ってもらい、地元食材の料理を食べてもらいたいという青栁さん。「地元食材を再発見できると思う。いろいろなジャンルの店があるので、クーポン片手に食べ歩きしていただけたら」と参加を呼び掛ける。
営業時間は店舗により異なる。来年1月31日まで。チラシは同プロジェクトホームページでダウンロードできる。