多摩動物公園で来年の干支「申」にちなんだイベント 特別展や講演会など

多摩動物公園では来年の干支「申年」イベントを開催している

多摩動物公園では来年の干支「申年」イベントを開催している

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 多摩動物公園(日野市程久保7)は、来年の干支(えと)「申(さる)年」にちなんだイベントを展開する。

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 ウォッチングセンター内展示ホールでは現在、特別展「あなたもサルの仲間」を開催中。来場者を「あなた」、霊長類を「わたしたち」と称し、来場者自身が霊長類であることを感じてもらう企画。パネル展示や、野生下の霊長類の動画を上映する他、キッズエリアでは霊長類の動きを体感できる。記念撮影のできる等身大パネルも用意している。1月26日まで。

 来年1月9日にはチンパンジーとオランウータンについての講演会を行う。講演1は「みんなとチンパンジーの、共通点を探そう!」。京都大学アフリカ地域研究資料センターの座馬耕一郎さんを講師に迎え、ヒトとチンパンジーの共通点に着目しながら、野生のチンパンジーの生活や社会について話す。講演2は「孤独なオスと社交的なワカモノ達~オランウータンの多様な社会~」。国立科学博物館の久世濃子さんが、単独で生活する大人の雄や、2~3頭の雌雄で行動することの多い若者など、雌雄や年齢によって異なる知られざる生態について話す。本講演の前のプレ講演「あなたもヒト科の仲間」では霊長類の分類にまつわる簡単なレクチャーを行う。開催時間は13時15分~15時15分 。定員150人。入場無料。

 ワークショップ「テナガザルのフェルトマスコットを作ろう!」は同月10日、11日開催。2015年の干支「ヒツジ」の毛を使い、2016年の干支「サル」の仲間・テナガザルのフェルトマスコットを作る。各日13時15分~14時15分。定員は各日先着20人(小学4年生以上対象、当日申し込み)。参加費は1個200円(材料費)。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、一般=600円、中学生=200円、65歳以上=300円。小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料。

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