国立駅南口の仮囲いを街のメッセージボードとする取り組み「Kunitachi Campus Wall vol.02 2017 Spring」が現在、行われている。
「国立をもっと知る、伝える、共有するための」同プロジェクト。昨冬に続き2回目となる今回のテーマは「忘れられない学校・学生時代の思い出は?」。桜の花びらをかたどったステッカーに答えを記入して駅南口の仮囲いの好きな場所に貼り付ける。担当するJR八王子支社事業部の姉崎淑さんは「卒業・入学など別れと出会いの季節である春にぴったりなテーマを考えた。ノスタルジックなエピソードもちらほら見られ、春らしい空気感が出ている」と話す。
「前回は初の取り組みだったので反応に不安な部分もあったが、皆さまの願いや思いが垣間見える書き込みも多く見られてとてもうれしかった」と振り返る。「通行される方も興味を持ってくださり、ステッカー配布に参加いただいた店から『このような取り組みをもっとやってほしい』などの声もあり、2回目もぜひ実施したいと思った」とも。2月にはステッカー作りのワークショップを開き、親子連れを中心に学生から高齢者まで幅広い参加があった。
ステッカーは国立駅改札、nonowa国立コンシェルジュのほか、市内16店で配布する。姉崎さんは「メッセージを記入できるもののほか、小鳥・虫・桜の花びらなど貼るだけで楽しめるものも用意している。国立駅前に思い出の桜を咲かせていただければ」と参加を呼び掛ける。
ステッカー配布は4月16日まで(なくなり次第終了)。