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国立で小学生向け「本物の忍者から学ぶ本格忍者体験」 忍者の心得も

「忍者体験」の様子

「忍者体験」の様子

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 国立の市民農園「くにたち はたけんぼ」(国立市谷保)で10月14日、小学生を対象にした「本物の忍者から学ぶ!本格忍者体験」が開かれる。主催は「みらいスクール」(渋谷区)。

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 「ワクワクの学び体験を、子どもに贈る」を掲げ、さまざまな体験プログラムを提供するサービス「Gifte!(ギフテ)」を運営する同社。校長の菅野高広さんは「私たちは本物に触れる体験こそ子どもの未来につながるきっかけになると考えている。仕事・科学・文化・表現・自然などのジャンルで普段なかなか接する機会がない特別な体験をそろえている」と話す。

 同農園では「ワクワク!忍者体験!」と題して2015年から忍者体験を17回開き、300組以上の親子が参加した。先生は野人流忍術主宰の忍者、甚川浩志さん。参加者からは「子どもが最後まで楽しく集中していたのに感心した」「無駄がなく学びとなるようなプログラムだった」などの声が寄せられているという。

 「甚川先生の忍者体験はギフテの中でもトップクラスの人気企画。これまでは低学年向けに行っていたが、甚川先生の学びは深く歴史や道徳的な意味も強いので、今回は対象年齢を引き上げ、学びの要素をより深くした『本格忍者体験』を初めて開催することにした」と菅野さん。低学年向けのプログラムは11月に開催を予定する。

 同プログラムは「忍び六具」と呼ばれる道具の実践や昔から受け継がれる忍者の知識や知恵を紹介する「忍者の心得」、「剣術」「手裏剣術」「九字切り」など。対象は小学2~6年生で、定員は大人と子どもの16組。申し込みはギフテホームページで受け付ける。

 菅野さんは「忍者の知恵や考え方に触れることで、歴史に興味が出たり日本古来の道徳観などに自然に触れたりすることができる。もちろん遊びの要素もあり、剣術や手裏剣の修行体験も本格的に行う。忍者好き、歴史好きな親子に参加していただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~12時。参加費は7,500円(税別)。

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