三越伊勢丹プロパティ・デザイン(新宿区)は今年4月、国分寺駅北口に商業施設「ミーツ国分寺」を開業することを発表した。
国分寺駅北口では現在、国分寺市が行う交通広場や幹線街路・区画道路などの基盤整備と、住友不動産(新宿区)が建設する住宅を中心とした商業・公益施設などが入る「特定施設建築物(西街区・東街区ビル)」で構成する「国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業」が進んでいる。
同施設が出店するのは、同再開発事業により建設される「(仮称)国分寺駅北口再開発西街区ビル」の1階から4階の商業部分。商業施設面積は約9000平方メートル。店舗数は約50店舗を予定する。
施設名称「ミーツ国分寺」は、meets(出会う)の発音記号「mi:ts」からロゴをデザイン。「新たなモノ・コトが見つかる、ゆとりや潤いが満つ(満ちる)、ヒト・モノ・コト それぞれの出会い」となる場を表現。
施設コンセプトには、「ヒトが集まり、モノが集まり、情報が集まる、ライフスタイルと集いの場を提案する快適なデイリープレイス」として「Store for our gathering」を掲げる。買い物や飲食だけでなく、施設内に設けたスペースを活用し、イベントなどを通して「集い」の場を創出。「いつもの暮らしの中にゆとりと潤いを提案する、地域の誇りとなるちょっと上質なショッピングセンター」を目指すという。