立川市と立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」が2月2日、2017年度の「輝く個店」の表彰式を行った。
今年で10年目を迎える同事業。立川市内の個店の魅力を、店舗デザイン・商品力・接客などの視点から審査、表彰。表彰店を市内外にPRすることで、商店街へ足を運ぶきっかけをつくり、商店街全体の振興に結び付けることを目指す。審査は、推薦のあった店に審査員が訪問し、候補店を選出後、中小企業診断士や商店街の代表などから成る審査会で「輝く個店」を決定する。
今回は推薦のあった市内約180の個店から受賞店5店舗が選出された。飲食業部門のグランプリはイタリア料理店「In Camera con TERRAZZA」(立川市柴崎町3)、準グランプリはダイニングカフェ「Adam's awesome PIE」(緑町4)、物販・サービス業部門のグランプリは銭湯「立川湯屋敷 梅の湯」(高松町3)、準グランプリはコーヒー豆の販売とカフェを展開する「自家焙煎(ばいせん)珈琲(コーヒー)豆店 一福」(若葉町4)、審査員特別賞は蔵をリノベーションしたカフェ「ヤマス蔵カフェ」(富士見町5)が、それぞれ輝いた。
立川市産業観光課の担当者は「店舗の魅力をますます高め、街のにぎわいに貢献していただければ」と期待を寄せる。
受賞店は、市役所、立川市観光案内コーナー、モノレール駅(一部)、市内商店街などで配布する「たちかわの輝く個店」を掲載したリーフレットで紹介。「輝く個店」表彰店舗や市内施設などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」内でも、お薦め店舗として2月下旬頃から公開を予定する。
同担当者は「輝く個店に選ばれた店舗は市が自信を持ってお薦めできるすてきな店。家族や仲間、一人でフラッとなど、さまざまなシーンで利用していただけたら」と呼び掛ける。