立川で活動のプロスポーツ5団体、「立川プロスポーツ連絡会」設立

各チームの代表者のみなさん

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 立川市で活動するプロスポーツチーム5団体が3月12日、「立川プロスポーツ連絡会」を設立し、立川商工会議所(立川市曙町2)で設立調印式を行った。

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 立川市のスポーツによるまちづくり、地域経済の振興に尽力するとともに、子どもたちの笑顔のために相互協力していくことを目的に発足した同連絡会。

 参画するのは、3人制バスケットボールチーム「TACHIKAWA DICE(立川ダイス).EXE」、バスケットボールチーム「アルバルク東京」、サッカークラブ「東京ヴェルディ」、サイクルレーシングチーム「東京ヴェントス」、フットサルチーム「府中アスレティックFC」(4月から「立川・府中アスレティックFC」に改称)の5チーム。府中アスレティックFCは、2018/2019シーズン以降アリーナ立川立飛(泉町)をホームアリーナとして試合を開催することが決まっており、いずれも立川を拠点やホームとして活動するプロスポーツチームとなる。

 12日に行われた設立調印式では、各団体の代表者らが出席し協定書にサイン。立川ダイス組織委員会の佐藤浩二会長が「スポーツでさらに立川を盛り上げていきたい」とあいさつしたほか、今シーズン、ホームゲームの大半をアリーナ立川立飛で開催するアルバルク東京を運営するトヨタアルバルク東京の林邦彦社長が「優勝トロフィーを持って帰ってきたい」と意気込みを語った。「地域に貢献できるよう頑張りたい」と東京ヴェルディの羽生英之社長。東京ヴェントスを運営するBCクリエイトのニ戸康寛代表は「自転車を介した活動やスポーツ教育などからサイクルスポーツの魅力に触れてもらえたら」と呼び掛けた。府中アスレティックFCを運営する府中アスレティックフットボールクラブの千葉岳志会長は「これから立川の皆さんとともにスポーツを盛り上げながら、日本一のチームになれるよう頑張っていきたい」と意欲を見せた。

 立川ダイス組織委員会の川口哲生副会長は、同会の発足について、「地域との関係を強化をすることで地域振興により貢献できるのではないかと思った。街のにぎわい作りや健康意識の促進に加え、高いレベルのプロスポーツを生で見る機会をもつことによって、子どもたちに大きな夢を与えたり、世界に羽ばたいていったりするきっかけになれば。この活動がこの街に住んで良かったというようなシビックプライドの醸成につながれば」と思いを語った。

 今後は、各チームが得意とするスポーツの普及・振興事業へ寄与していくほか、市内イベントへの参加、学校や企業などへの出張授業、情報発信などを相互に協力し取り組んでいくという。

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