立川市役所で3月7日、商店街への優れた出店計画を表彰する「平成29年度商店街チャレンジャー募集事業」の表彰式が行われた。
商店街活性化と空き店舗の解消を目的に行う同事業。出店者(チャレンジャー)と商店街が共同で作成した出店計画を、店舗の魅力や経営の健全性、商店街活性化への効果などの基準で審査、表彰し、奨励金として、最優秀賞1組に115万円、優秀賞1組に60万円を交付する。主催は立川市。運営事務の一部を立川市商店街振興組合連合会に委託する。
3年目となる今回は応募のあった8件の中から、最優秀賞に錦一二三商店会と、同商店街で「鉄板焼 燦燈(さんとう)」(立川市錦町2)を経営する「TSダイニング」、優秀賞に諏訪通り商店街振興組合と同商店街で営業する「Bonga’s Curry & Dining」がそれぞれ輝いた。
立川市産業観光課の担当者は「3年目になり事業の周知が進んだことで応募も増えている。同事業に応募するためには、商店街とチャレンジャーが協力する必要があるが、そのやりとりの中で商店街の一員として認知され、地域に根付いた店舗が増えるという好循環が生まれつつあると感じている」と話す
2018年度は4月1日から募集を開始する予定。