国分寺駅北口再開発事業区域内で工事が続く「cocobunji WEST」(国分寺市本町3)5階に4月1日、国分寺市立「cocobunjiプラザ」が開館する。
「cocobunji」は国分寺駅北口再開発地区のタウンネーミングとして同市が募集し、応募370作品の中から選ばれた。cocobunjiプラザは「国分寺市の魅力を発掘・発信する まちのぶんかターミナル」とし、最大椅子席260席、約280平方メートルの「リオンホール」、教室形式テーブル席30席、約60平方メートルの「セミナールーム」のほか、「まちの魅力発信コーナー」を備える。cocobunji WESTには、1階~4階に三越伊勢丹プロパティ・デザイン(新宿区)が運営する「ミーツ国分寺」が4月7日にオープンを予定する。
同施設の開館を記念し、1日から7日まで毎日イベントを行う。国分寺市政策部市政戦略室の岩田さんは「国分寺駅北口再開発事業は、市民をはじめ多くの関係者の努力により実現したもの。この再開発事業の一つの成果でもある当施設の誕生という記念すべき節目を市民の皆さんなど多くの方々と祝うために開催する。開館記念式典は約100人の枠に400人以上の応募があり、非常に注目度の高いイベントであると受け止めている」と話す。
オープン日には「日本の宇宙開発発祥の地 国分寺市」宇宙講演会、市出身のミュージシャン「ふたば」による開館記念コンサート(参加無料)をリオンホールで行う。5日には名物名産推奨品に認定されている物品や市内産農産物を販売する「マルシェ de cocobunji」、6日にはメキシカンダンスやインド古武術、琉球舞踊などを観賞・体験できる「世界の音楽と踊り」(参加費は300円)を予定する。
7日は「出張!!Bunka park」と題し、国際文化理容美容専門学校国分寺校の学生が中学生までの来館者にヘアメークやフェースペイントなどを無料で行うほか、18時30分からはクルミドコーヒーの影山知明さんが進行する「国分寺の未来をつくる3つの事業」として、「ぶんじ(地域通貨)食堂?」「国分寺で米づくり?」など国分寺を舞台にした取り組みを紹介する。交流都市物産展と「国分寺×宇宙」展示は8日まで。
岩田さんは「国分寺市の魅力をたっぷり味わえる8日間。新たな町の顔の完成を記念し、門出を盛大に祝うため、市としても全庁を挙げて全力を尽くす。足を運んでいただき、町の魅力を満喫していただければ」と呼び掛ける。
開館時間は9時~22時。休館日は1月1日、その他国分寺市が必要と認めた場合。