国営昭和記念公園(立川市緑町)のふれあい橋~さくら橋(旧桜の園)で3月30日から、「夜桜散歩」と題し、桜のライトアップが行われる。
同企画について、同園広報の三坂美保子さんは「以前は、みんなの原っぱ北側の『桜の園』で宴会もできるスタイルだったが、酔ったお客さまのトラブルや入園口からの遠さなど問題が重なり中止となっていた。15年たち、立派に成長した桜を皆さまに見ていただきたく、前回の反省を踏まえつつ再び企画させていただいた」と話す。「今、桜を見に来るお客さまは『桜の園』へ直行されるが、実は開園当時からある桜のスポットはこちら。隠れた桜スポットとしてご紹介したいと考えている」とも。
期間中は、同園ふれあい橋下からさくら橋(旧桜の園)まで約200メートルの区間の桜をライトアップし、夜桜を楽しむことができるようにする。夜間はレジャーシートを敷いてのお花見は不可。
3月23日にソメイヨシノが開花した同園。以降暖かい日が続き、開花が進んでいるという。同園によると27日現在、ふれあい橋下(旧桜の園)は7分咲き、みんなの原っぱの桜の園は3分咲き。園内全体としては5分咲きだという。
「静かに夜桜をめでたい方にお越しいただければ」と三坂さん。「昼間と夜の桜の表情の違いなども感じてみてほしい。ペットを連れて、お散歩がてらお寄りいただいても」と来園を呼び掛ける。
点灯時間は17時~20時。夜間入園は立川口、立川口駐車場のみ利用可。入園料は大人=410円(4月1日から450円)、子ども=80円(同無料)など。桜のライトアップは4月2日まで。