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立川で無料「BARゴハン」プロジェクト バーで日替わり洋食、2時間限定で

水曜のオムライスはこだわりの仕込みデミグラスソースでいただける人気メニュー

水曜のオムライスはこだわりの仕込みデミグラスソースでいただける人気メニュー

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 立川駅北口にあるバー「bar KoH(バー コー)」(立川市曙町2、TEL042-529-6867)が、20時まで無料で洋食を提供する「BARゴハンプロジェクト」を行っている。

店内の様子

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 2006年に開業した同店はウイスキーとカクテルを主体とするオーセンティックバーだったが、「ATCF(アズザクロウフライ)」(武蔵野市)が運営に参画し、今年3月にリニューアルオープンした。ウイスキーとカクテルという従来の主軸は変えず、「仕事帰りに立ち寄れるバー」を目指して料理メニューを大幅に拡充。リニューアルと同時に取り組みをスタートしたのが「BARゴハンプロジェクト」だ。

 同プロジェクトは18時~20時の2時間、曜日で替わる洋食を無料で提供するというもの。別途チャージ料500円(税別)と1ドリンクオーダーが必要。提供する食事の内容は異なるが、他エリアの系列店9店舗でも同様のプロジェクトを実施している。

 プロジェクトのきっかけについて、ATCFのCEOでバープロデューサーの小林信秀さんは「中食やファーストフードなどでコミュニケーションのない食事を済ませる単身者が増える一方で、一人で行きつけの店に訪れスタッフや常連客と会話を楽しみながら新たなネットワークを構築する人もいる。バーという場所を使って、より豊かな後者を増やしたいと思って企画した」と話す。

 料理を作るのは、フランス料理のシェフ経験もあるバーテンダー藤田将成さん。プロジェクトで提供する料理は、「気軽に食事を楽しんでいただきたい」との思いから、エビドリアやスパゲッティミートソースなど毎日通っても飽きのこない、懐かしさを感じさせる洋食を選んだ。特に人気があるのは、月曜の煮込みハンバーグステーキと火曜のポークカツレツカレーライス。作り込みとボリュームが「無料とは思えない」と評判を呼んでいる。プロジェクトが功を奏し、同店では実際にバーテンダーや他の客とコミュニケーションをとりながら食事を楽しむ客が多いという。

 「日頃一人で食事をする機会の多い方にぜひ利用してほしい」と小林さん。「これまであまりバーを利用したことのない方がこのプロジェクトをきっかけに来店し、バーの魅力を知ることにつながればうれしい」とも。

 営業時間は18時~24時。日曜・祝日定休。

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