立川高島屋(立川市曙町2、TEL 042-525-2111)が10月11日、百貨店と専門店の複合商業施設「立川高島屋S.C.」としてリフレッシュオープンする。
昨年秋以降、百貨店のファッション・食料品フロアの改装や地域最大級となる「ニトリ」の誘致など段階的に改装を進めてきた同館。リフレッシュオープンでは名称を「立川高島屋S.C.」に改め、新たに専門店23店舗(1店舗は12月オープン予定)を加え、百貨店「高島屋立川店」(地下1階・1階・2階の一部・3階)と専門店43店舗(2階専門店ゾーン・4階~9階)が融合する新たな商業施設としてスタートする。店舗面積は、百貨店=約1万1000平方メートル、専門店=約2万2000平方メートル。
「『モノ×コト』による楽しさ・にぎわいにあふれる居心地の良い大人の居場所」がコンセプト。今回2階フロアに構築される新たな専門店ゾーンでは、「自分を高める大人の居場所」をテーマにバッグブランド「エルベシャプリエ」、米や調味料、雑貨などを扱う「AKOMEYA TOKYO」、ファッションブランド「ノーリーズ」の新コンセプトショップ「セカンドノーリーズ」など立川エリア初出店16店を含む21店を展開。12月にはスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が加わる予定。
8階には、バンダイナムコアミューズメント(港区)の新業態となる子ども向けのデジタルプレーグラウンド「屋内・冒険の島 ドコドコ」がオープンする。汚れずに泥遊びができる「どろんこジャングル」、ぬれない激流すべり「ドドドの滝」など、デジタル技術とアナログな遊びを組み合わせたさまざまなプログラムを用意する。
リフレッシュオープンを記念して、各店舗では限定商品やノベルティー、福袋などを用意するほか、百貨店フロアでは、食料品売り場で地元にフォーカスした「多摩のいいものフェア」や、全国から選(よ)りすぐりの品を自主編集した「銘菓百選・味百選」コーナーでの限定商品の販売などを行う(期間・内容は店舗により異なる)。10月11日~17日には買い物回数に応じ参加できる抽選会も。
同館広報担当の宮田さんは「新たな郊外型モデルとなる商業施設となり、地域の皆さまから愛され続ける店舗でありたい」と話す。「新しく生まれ変わった立川高島屋S.C.を館全体で楽しんでいただければ」とも。
営業時間は10時~19時(一部店舗は異なる)。