「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走」の予選会が10月13日、国営昭和記念公園(立川市緑町)周辺で行われる。主催は関東学生陸上競技連盟(渋谷区)。
39校が出場し、来年1月2日・3日に行われる本大会に出場する上位11校を決める同予選会。各校10~12人がそれぞれコースを走り、各校上位10人の合計タイムで競う。第95回大会は記念大会とし、既に出場が決まっている青山学院大学や早稲田大学などの「第 94回大会シード権獲得校」や「関東インカレ成績枠」の日本大学を含む23 チームで実施する。
予選会は全長21.0975キロのハーフマラソンで、今年は市街地が一部削減され陸上自衛隊駐屯地内が長くなるというコースに一部変更された。9時35分に陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、市街地の一般道を高島屋前、高松駅、泉体育館駅前などを通り、昭和記念公園にゴールする。スタート地点の立川駐屯地へは昭和記念公園内の「通用門」から入れるほか、沿道や公園内でも応援できる。周辺道路では9時35分~10時35分の間、選手の通過時に交通規制が行われる。
JR立川駅コンコースには、恒例となっている立川市商店街連合会青年部による出場校ののぼり旗が並び、 立ち止まって旗を見たり写真を撮影する人の姿が見られた。日野市の男性は「大学の仲間たちと毎年母校の応援に駆け付けている。写真はSNSで友人たちにシェアする」、立川勤務の男性は「この旗が置かれると、いよいよ盛り上がってきたなと感じる」、立川在住の女性は「今年はどこが出場するのかと思って見ていた。毎年、楽しみにしている」と話した。立川駅改札内に2カ所、横断幕も掲げられている。