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立川・福永紙工がペーパーカードのデザインコンペ 受賞者作品の製品化も

2017年グランプリ受賞作品。内藤繁樹さんの「DOT ANIMATION CARD」

2017年グランプリ受賞作品。内藤繁樹さんの「DOT ANIMATION CARD」

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 「福永紙工」(立川市錦町6)が2月13日、「ペーパーカードデザインコンペ 2020」のエントリー受け付けを始める。

 今回で3回目となる同コンペ。同社製品販売部企画室の高橋里枝さんは「当社のプロジェクト『かみの工作所』は私たちの活動に共感してくれるデザイナーと共に、紙の特性を生かした、まだ見たことのないプロダクトの開発を目指してきた。その活動を約10年続ける中で、あえて身近なカードにこそ多くの可能性があるのではないかと考え、コンペを開催することにした」と振り返る。「『かみの工作所』らしいペーパーカードができるという予感があった」とも。

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 2017年に行われた前回は446組の応募があり、内藤繁樹さんの「DOT ANIMATION CARD」がグランプリに選ばれた。高橋さんは「多くの方が応募してくださることが何よりうれしく、本当に力作ぞろいであることにも毎回驚いている」と話す。

 今回は「ことばをこえる」をテーマに、「ことばをこえて気持ちを伝えるペーパーカードのデザイン」を募集する。「ペーパーカードはコミュニケーションツールだと考える。これからの時代、多くの人とコミュニケーションを取りたいと考えた時、言語に頼らないコミュニケーションをもたらすような、直感的に人の感情を豊かにするようなペーパーカードがあってほしいと考えた」と高橋さん。

 募集内容は「テーマに即した平面の紙を立体化するペーパーカードのデザイン提案」「定型または定形外の郵便で送れるもの」とし、エントリー受付期間は5月22日まで、作品提出は6月26日必着。参加資格は「プロのデザイナーやプロを目指す学生などで、授賞式や都内で行われる製品化に向けたミーティングに参加可能な人」とする。コンペ参加費は3,000円で、希望者(先着)には4月と5月に工場見学を行う。

 結果発表は7月で、「グランプリ」と「優秀賞」の計3人の作品は、来年3月の製品化を予定する。審査員はグラフィックデザイナーの三星安澄さんや「日本仕事百貨」代表のナカムラケンタさんなど8人で、「審査員賞」も用意する。「審査員や印刷・加工に携わる私たちが『やられた』と思ってしまうアイデアを見せていただけることを楽しみにしている」と高橋さん。

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