スピードクライミング大会「au SPEED STARS 2019 SPEED CLIMBING CUP」が5月12日、「モリパーク アウトドアヴィレッジ」(昭島市田中町)で開かれる。
同大会は今年で3回目の開催で、昨年はおよそ2000人が来場した。スピードクライミングは壁の高さ(15メートル)やホールドの位置、ルートが世界共通であり、ゴール到達までのタイムを競う種目。同大会を主催する昭和飛行機工業(田中町)の田中和宏さんは「一気に壁を駆け登る姿は圧巻であり、勝敗が分かりやすく一般の人も楽しみやすい」と同競技の魅力を語る。
3回目となる今年は、海外の選手にも知名度が上がってきており、トップランキングの選手が来日する。国内の選手は「まだ調整段階」とするが、トップ選手が参加予定だという。田中さんは「ぜひ会場に足を運んで国内選手と海外選手の戦いを見てほしい」と呼び掛ける。
会場となるモリパークアウトドヴィレッジは、2015年3月にオープン。アウトドア用品に特化したショッピングモールで、ボルダリングやリードクライミングの体験もできる。国際競技基準にのっとり国際大会も開催可能な高さ16・5メートルのリードウオールと、高さ15メートルのスピードウオールは施設のシンボルとなっている。
決勝は15時~。予選は午前中に行われる。観覧無料。