東京都が都内の商店街の取り組みを表彰・紹介し、商店街の役割や魅力を広く知ってもらおうと開いている「東京商店街グランプリ」で、立川・錦商店街振興組合のイベント「鬼うまフェス2018 Halloween」が特別賞を受賞した。
22件の応募の中から、グランプリ、準グランプリ、優秀賞、特別賞が選ばれた同グランプリ。23区以外で唯一の受賞となった同商店街。受賞した同イベントは、個店の多い商店街で店主のトレーディングカードを配布したり、同商店街に位置し「鬼の滑り台」で知られる通称「オニ公園」で、店主が食やサービスを振る舞ったりするなど、店主の顔が見えるフェスティバルを通じて個店をアピールした。
審査員は「地域資源の特徴ある公園で、地域の方に活動を発表する場の提供、商店主の顔や店の特徴を盛り込んだトレーディングカードの作成・配布でゲーム性を持たせ、商店街のみならず個店のPRにも貢献し、子どもたちを中心に地域とのつながりを創出している」と評価した。
同商店街の高橋さんは「ただただうれしい。このイベントも今年で5年目、感慨深い気持ち」と、同イベントの初開催から企画・運営に携わってきた思いを語る。イベント実行委員長の平田さんは「今後も商店街の皆で力を合わせて盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。