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立川で百人一首と世界的ジャズピアニスト共演 和歌披講と即興演奏

「たちかわ交流大使」でもある世界的ジャズピアニストの山下洋輔さん

「たちかわ交流大使」でもある世界的ジャズピアニストの山下洋輔さん

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 和歌披講の普及活動を行う「星と森披講学習会」とジャズピアニストの山下洋輔さんによる和歌披講とジャズのコラボセッション「古典の森を体感しよう! 百人一首とジャズの共演コンサート」が2月25日、たましんRISURUホール(立川市錦町3)大ホールで上演される。

 主催は国文学研究資料館、立川商工会議所、多摩信用金庫、JTB東京多摩支店、東京観光財団で構成する「令和記念!古典の森を体感する事業連絡協議会」。同事業は、これまで観光資源として活用されていなかった地域の資源の発掘を主な目的とする東京観光財団の「地域資源発掘型実証プログラム事業」の一環。

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 新しい年号「令和」の出典となった万葉集などを発端に日本の古典文学が注目されていることを受け、国文学研究資料館は同館がもつ日本の古典文学のコンテンツを広く知ってもらうために、講演やイベントなどを実施してきた。今回のコンサートはそのフィナーレとして、これまで古典文学になじみのなかった人にも楽しんでもらう内容を企画。和歌披講とは歌会などで和歌を声に出して、節を付けて披露するもの。この和歌披講に即興演奏が得意のジャズを合わせるという新しい試みが持ち上がり、「たちかわ交流大使」でもある世界的ジャズピアニストの山下さんに依頼したという。

 コラボセッションは、まず個別に和歌披講とジャズの演奏を行った後、和歌、ジャズと交互に行い、最後に和歌披講をしながらジャズの演奏のコラボレーションする。ジャズの演奏は全て即興演奏。百人一首の和歌披講をする「星と森披講学習会」の出演者は、平安時代の衣装に身を包み舞台に上がる。

国文学研究資料館の広報担当者は「百人一首の和歌披講とジャズの演奏がどのような相乗効果を生み出すか、会場に足を運ばなければ、この新しい共演の結果を聞くこと、目にすることはできない」と話す。

華やかな平安衣装をはじめ、節を付けた和歌披講とジャズの即興演奏はその場限りの貴重なセッション。目と耳で体感できるため、子どもにも楽しめる内容だという。

広報担当者は「日本古典文学や百人一首、和歌が好きな人、ジャズのファン、両方が楽しめるイベント。新しい共演、コラボレーションがどのような世界を生み出すかを見てほしい。子どもから大人まで多くの人に来場してほしい」と呼び掛けている。

 18時30分開演。料金は500円。チケットはイベント申し込みサイト「Peatix」と「JTB」で販売。

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