アクセサリーやバッグ・雑貨などの手作り品を販売する「玉川上水まちのデザイン室(立川市幸町6、東大和市ふれあい広場)が店内に手作りマスクコーナーを設け、赤ちゃん用から大人用まで、さまざまなマスクを販売している。
新型コロナウイルスの影響で、手作りのマスクが注目される中、「使い捨てマスクが品薄のため、手作りマスクを販売してほしい」という地域住民の要望があり、登録作家に呼び掛け、2月初旬に販売開始。店頭に「手作りマスクあります」と書いたPOPを出すと、以前は訪れなかった男性客も訪れるようになったという。
マスクを製作するKONI KONI(コニコニ)さんは「家族のマスクを買おうとしたら既に売り切れ。いつ買えるかわからない入荷を待つより作った方が早いし、かわいいからと作り始めた。工夫を重ね、100個以上作った」と話す。ガーゼ生地の間に抗菌抗ウイルス加工の生地を挟み、柄やサイズを豊富にするなど、手作りならではの工夫を施す。
手作りマスクが注目され、手芸店などではガーゼやマスク用のゴムが品薄となっている。「ブームになる直前に購入したため問題は無かった。今後も材料がなくなるまで作り続ける」とコニコニさん。同店では他のハンドメード作家によるマスクも販売している。
価格は300円~。営業時間は10時~16時(水曜のみ12時~18時)。土曜・日曜・祝日定休。