「nonowa国立」と国立駅南北通路で9月26日・27日、障がいを持つクリエーターの雑貨・小物販売やワークショップのイベント「ものづくりのわ」が行われる。
JR中央ラインモールとJR東日本が主催し、障がいを持つクリエーターが製作した雑貨を扱うセレクトショップ「SOU」などと企画。複数の福祉事業所に声を掛け、障がい者福祉施設で作られた一点物の雑貨などの販売とワークショップを行う。
SOU代表の友田由香さんは「障がい者が製作した雑貨の販売やワークショップを通じ、実際に製品を手に取ってもらうことで、障がい者と購入者との接点をつくる。障がいがあっても、日常の活動でものづくりをしていることを少しでも知ってもらい、差別や偏見が無くなれば」と話す。
両日、陶芸品、アクセサリー、レザー、布製品などがそろう。「クスッと笑える、陶器の皿や箸置き、ブローチなどのアクセサリーは個性豊かなものも多く、ぜひ手に取ってほしい」と友田さん。
事前予約制で、ものづくりを体験できるワークショップも開く。ワークショップは、布用のペンで好きな文字や絵を描いて作る「オリジナルマスク作り」、広島の平和公園に寄せられる千羽鶴の再生紙を使った「ミニ封筒&カード作り」、新潟県の福祉作業所で蒸留されたハーブウオーターをベースにした「天然のアロマミスト作り」など。
「nonowa国立」の村松美桜さんは「バッグ・文具・陶器など個性豊かな雑貨を取りそろえる。千羽鶴再生紙を利用したカード作り、オリジナルマスク作りなど、ものづくりを体験できるワークショップもあるので、ぜひこの機会に利用いただければ」と来場を呼び掛ける。
雑貨・小物の販売場所は国立駅南北通路。ワークショップの会場は「nonowa国立」WESTイベントスペース。開催時間は10時~16時(27日は南北通路16時まで)。入場無料。ワークショップは要事前申込み。