冊子を持参して立川市内の店を巡る「くるりんスタンプラリー」が現在、開催されている。主催は立川市と立川市商店街連合会。
期間内にスタンプラリーの冊子ラリーを持参で掲載店を利用すると、各店の特典を受けられるほか、異なる3店のスタンプを集めて応募すると、今年オープンした「SORANO HOTEL」宿泊券やペアディナー券、立川野菜の詰め合わせなどの商品が抽選で当たる。
2回目となる今年は、コロナ禍の影響で打撃を受ける市内の店舗を応援する「立川エール」企画の一環として実施。個店や商店街(会)の魅力を再発見し、街全体の活気を取り戻す狙いで、飲食・物販・サービスなど多様な業種の92店舗が参加している。冊子には各店の「一押し商品」をピックアップして掲載。
初参加となる1934(昭和9)年創業「三上鰹節店」3三代目の三上康子さんは「緩やかなスタートだが、新規のお客さま様も来るようになり、冊子を片手にお薦め商品を購入していく方もいる。スタンプラリーという形でつながりが生まれ、街に動きが出るのはいいことだと思う」と手応えを話す。
立川の「輝く個店」受賞店や街の情報、楽しみ方などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」でも特集記事を組んで連携。「#立川エール」「#くるりんスタンプラリー」のハッシュタグを付けてSNSで掲載店や商品の感想と写真を添えて投稿すると、抽選で立川市公認キャラクター「くるりん」の非売グッズが当たるダブルチャンスも用意。幅広い投稿を呼び掛けている。
スタンプ帳は立川市役所(産業観光課窓口、市内連絡所ほか)、多摩モノレール(立川北・立川南・高松駅)、冊子掲載店などに置くほか、同連合会のホームページからもダウンロードできる。12月20日まで。