シンガー・ソングライター、俳優、ラジオパーソナリティーの三浦祐太朗さんが10月20日付けで国立市の観光大使に就任した。
国立市まちの振興課の担当者は「観光大使は市の魅力を市内外に広く発信し、市への興味や関心の喚起、市のイメージアップを図る役割を担う。
活動範囲が全国にわたり多くの人から親しまれている国立市出身の三浦さんに、日々の音楽活動や芸能活動などを通じて市の魅力を発信してもらい、市への来訪者の増加、市内での消費拡大などの効果を見込んでいる」と期待を込める。
「今後は、国立市観光まちづくり協会などと協力しながら市を盛り上げていってほしい」。
現在36歳の三浦さんは、大学時代まで市内で過ごし、南武線谷保駅まで自転車で行き、電車通学していた。毎年家族で谷保天満宮に初詣に行ったり、谷保第3公園のグラウンドで父親である俳優の三浦友和さんに自転車の乗り方を教えてもらったりするなど思い出が深いという。
「生まれ育ち、たくさんの時間を過ごしてきた国立市で、観光大使としてまちのPRができることはとてもうれしい」と三浦さん。
「文京地区である国立の『落ち着き』と『品』という良さを発信できたら。子どもを育てやすい安心で安全な街だからと、両親は国立に引っ越してきた。この街の魅力をもっとたくさんの人に知ってほしいので、これから全力で発信していきたい。市民の皆さんも、ぜひ応援していただければ」と呼び掛ける。