日吉神社(昭島市拝島町1)が1月4日、令和3年の御朱印の直書きを始めた。
厄よけや開運招福の神様といわれる大山咋命(おおやまくいのみこと)、羽山戸命(はやまどのみこと)、香山戸命(かやまどのみこと)を祭る同社。鎮座する拝島公園は、同社の他に拝島大師など3つの寺もあり、公募により東京都選定の「新東京百景」にも選ばれた。
御朱印は、春は桜、秋は月見など季節ごとに変わり、昨年はアマビエの御朱印も登場。宮司の橋本さんがツイッターやインスタグラムで発信するカラフルな御朱印が話題となり、雑誌や御朱印を紹介する本でも数多く紹介されている。
令和3年1月の御朱印は、鶴と松の柄と、鷹・なす・富士山が描かれた初夢の柄と、通常の御朱印など4種。全てに描かれている今年の干支(えと)である「丑(うし)」に乗った猿は社殿の左右にある彫刻がモチーフで、同社の本社である滋賀県比叡山の日吉神社の御祭神の使いで、まさる(勝る、優る、魔去る)として縁起が良いとされている。
橋本さんは「マスクなど感染予防をして密を避けてお越しいただければ」と呼び掛ける。
初詣限定の御朱印は3枚組セットを1,500円で頒布(9時~16時30分)。直書きは、11日までは毎日、以降は水曜・土曜・日曜に受け付ける(以上13時~16時)。コロナ感染予防のため、現金書留による郵送にも対応する。