立川献血ルーム(立川市曙町2)が2月1日、「ゆるキャン△」とのコラボキャンペーンを始める。
献血ルーム受け付けで「献血キャンペーンに参加します」と伝え、400ミリリットル献血か成分献血に協力した人に先着で「ゆるキャン△特製クリアファイル」を進呈する。東京都赤十字社血液センター・山梨県血液センターと「ゆるキャン△」とのコラボ企画で、都内と山梨県内の献血センターで実施。男性16歳・女性16歳~17歳に限り、200ミリリットル献血でも対象となる。
併せて、アニメイトでも1月7日から「『ゆるキャン△』東京都 血液センターコラボ応援フェア」を展開。アニメイト立川店・イオンモールむさし村山店を含む都内12店と甲府店で、同コミックス1冊購入ごとに特製ブロマイド1枚を進呈。1月7日~2月28日は東京都絵柄、3月1日~4月11日は山梨県絵柄となる。
「ゆるキャン△」は、2015(平成27)年5月から連載中の、あfろさんによる漫画で、山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送ったりする様子を緩やかに描くアウトドア系ガールズストーリー。アニメ化、テレビドラマ化もされ、2020年12月時点でコミックスの累計発行部数は450万部を突破。1月7日には11巻が発売された。
アニメとのコラボは、若年層の献血推進を目的として「りゅうおうのおしごと!」「デート・ア・ライブ」「ぼくらはみんな河合荘」に続き、今年度4作品目。
東京都赤十字センター総務の石川さんは「1月初旬に発出された緊急事態宣言により、東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、予定していた企業等の集団献血の中止が相次いでいる。緊急事態宣言下においても輸血を必要とする患者がいる」と話す。
立川献血ルーム室長の矢澤さんは「献血ルームはコロナ以前から衛生面には気を配ってきたが、予約優先制を取り入れたり、椅子の並び方を変えたり、数時間おきに施設を消毒したりするなど、より一層の感染対策を行っている」と話す。「献血は地域の方に支えられている。予約のうえ、ぜひ協力いただければ」と呼び掛ける。
2月28日まで。受付時間は、成分献血=10時~17時、200ミリリットル・400ミリリットル献血=10時~17時45分。ウェブ・電話で予約できる。2月3日には立川市役所で献血バスによる献血を行う。受付時間は10時~13時、14時15分~16時。(献血バスは「ゆるキャン△」キャンペーン対象外)