立川公園根川緑道(立川市柴崎町)にロータリークラブがベンチ5基を寄贈し、3月23日、除幕式が行われた。
ベンチを寄贈したのは東京立川こぶしロータリークラブ(立川市高松町3)。同クラブ創立35周年記念事業の一環で、2023年6月末までの3年間で15基以上の設置を目指し、今回はそのうちの5基。
昨年11月に立川市と同クラブによる覚書が交わされ、2月末に設置が始まった。ベンチは会員企業に寄付を呼び掛けたもので、プレートには寄付元の企業名が入る。
除幕式では、立川市公園緑地課長の佐藤敦さんが「根川緑道は改修整備から30年くらいたっており、ベンチやパーゴラも老朽化してきている。その中で市内ロータリークラブから3年継続事業としてベンチを寄贈していただけるのは大変にありがたい。根川緑道は市民だけでなく市外からも人が訪れ観光の名所にもなっている。頂いたベンチを長く使ってもらえるよう、市がしっかりと保全していきたい」と感謝の言葉を伝えた。
同クラブの岩下光明会長は「このベンチが公園を訪れる子どもからお年寄りまで、幅広い世代の方々にくつろぎや安らぎ、交流が得られる場になってもらえたら。桜も見頃を迎えているので、ゆっくりベンチに座って楽しんでほしい。今後も当クラブにおける身近な地域社会貢献の一環として、さらに多くのベンチの寄贈を目指す」と話す。
ベンチの設置場所は、柴崎体育館の南側、根川緑道Bゾーン親水広場。