新型コロナウィルスのさらなる感染拡大防止のため臨時休園していた国営昭和記念公園(立川市緑町)の有料区域などの利用が4月5日、再開された。
昨年12月26日より有料区域と無料区域の屋内施設を休園し、みどりの文化ゾーンとゆめひろばのみ営業してきた同園。5月30日までのフラワーフェスティバル期間中は感染症対策として、桜エリアの立ち入り禁止・アルコール類の持ち込み禁止と園内での販売休止・バーベキュー施設の利用休止・花畑内の三脚使用禁止を呼び掛けるほか、混雑時は入園制限や公園施設利用制限(こどもの森遊具・わんぱくゆうぐ・日本庭園)を行う。
現在は桜・菜の花に続き、「渓流広場」のチューリップが満開、「ハーブの丘」ではネモフィラがブルーが徐々に見頃に、5月中旬には「原っぱ東花畑」のブーケガーデン、「花の丘・花の丘北花畑」のシャーレポピーが見頃を迎える。中でもブーケガーデンは同園オリジナルのミックスガーデンで、約20品種・約20万本の花が次々と咲き、「どこから見てもブーケになる」がコンセプト。併せて、園内のレストランではオリジナルメニューを提供する。
「冬ごろから種をまき準備を行ってきた」と担当者。「アルコール禁止や宴会禁止など利用規定のうえでの開園となった。来園の際にはホームページなどで確認のうえ、協力いただければ」と呼び掛ける。