シネマシティ(立川市錦町2、TEL 042-525-1251)で7月4日、映画「FUNNY BUNNY」の舞台あいさつが行われ、飯塚健監督、俳優の岡山天音さん、落合モトキさんが登壇する。
同作は2012(平成24)年に上演された飯塚監督のオリジナル戯曲を映像化。自称小説家の剣持聡と親友の漆原聡がウサギの着ぐるみに扮(ふん)して、区立図書館へ襲撃に向かう。そして数年後、物語はもう一つの事件「ラジオ局電波ジャック」へと展開する…。「最初から最後まで、先の読めない痛快シニカルミステリー」。立川駅南口の「横田酒場」付近もロケ地となっている。主演は中川大志さん。『虹色デイズ』に続く主演・監督コンビ作。
同作は4月下旬より、全国の劇場上映とauスマートプレミアムによる同時公開となったが、緊急事態宣言により都内の大きな劇場では公開延期となっていた。飯塚監督と親交のあったシネマシティ番組編成部長の椿原さんが「何とかこのままで終わらせたくない」と、1週間だけの劇場公開を決定、椿原さんからの熱烈オファーに応え、舞台あいさつが決まった。
椿原さんは「飯塚監督は、現在公開中の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』など素晴らしい作品を作っている。本作は、監督自身が原作を書き舞台化したものを、つながりの深い俳優と共に映像化したオリジナル作品で、監督のベースともいえる」と話す。
「配信もされているが、劇場のスクリーン向けに作ったクオリティの高い作品なので、ぜひ劇場で見ていただければ」と来場を呼び掛ける。
舞台あいさつは13時5分~。