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国分寺にラーメン店「RAMEN WANTO」、青唐辛子しょうゆスープが特徴

店長の東光一さん

店長の東光一さん

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 国分寺南口にラーメン店「RAMEN WANTO」(国分寺市南町3)がオープンして3カ月がたった。

「腕刀(わんとう)そば」

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 同店は、2016年~2018年、ミシュランビブグルマンに3年連続で選ばれた西荻窪のラーメン店「麺尊 RAGE」の3号店。八丈島産青唐辛子を使った自家製青唐辛子しょうゆとニンニク、一味でアクセントを加えたしょうゆラーメン「腕刀(わんとう)そば」をメインに提供している。

 青唐辛子しょうゆを用いたメニューは「麺尊 RAGE」には無い同店オリジナルのもの。麺は本店と同じく三河屋製麺から仕入れているが、本店と2号店よりも細麺を使用。店長の東光一さんは「WANTOのラーメンは、見かけはおとなしいが、食べてみると唐辛子とニンニクが利いたパンチのある中身になっている」と話す。

 麺メニューは「腕刀そば」(800円)のほか、「辛いものやニンニクが苦手な人向けに用意した」という青唐辛子とニンニクを抜き、カツオ油を使用した「中華そば」(800円)、昆布水に浸けた状態で麺を提供する「つけそば」(900円)をラインアップ。「つけそば」はスープが「腕刀そば」「中華そば」から選べる。

 替え玉も用意しており、通常の「替玉」(200円)と、青唐辛子しょうゆを加えたタレと香油を絡めた「青唐辛子醤油(しょうゆ)替玉」(250円)の2種類を展開。「煮バラ炊き込み御飯」(300円)なども並ぶ。ドリンクは川越発のクラフトビール「コエドビール」(500円)を提供。味はブラック・ラガーの「漆黒-Shikkoku-」とIPA「毬花-Marihana-」の2つをそろえる。

 八丈島産青唐辛子を用いた理由について、「麺尊RAGE」の廣田圭亮社長が幼いころ、八丈島で刺し身を食べた時に「わさびではなくしょうゆと青唐辛子を付けて食べた味に着想を得た」と東さん。

 メニュー名に含まれている「腕刀」とは、空手における裏小手部を使用した攻撃や防御に用いる名称のこと。廣田さんが空手の指導員の経験を持つことから名付けたという。東さんは「押忍(おす)。一口食べた瞬間にまた来たいと思ってもらえるような一杯を目指している」と胸を張り来店を呼び掛ける。

営業時間は11時~15時、18時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~21時)(閉店時間は政府の要請に準じる)。火曜・水曜定休。

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