東京都酒造組合(立川市錦町1)が現在、東京の地酒と酒蔵サイダーをセットにした「東京地酒~夏の福袋」をネット販売している。
福袋は、緊急事態宣言、東京五輪の無観客開催を受け「東京地酒と共に自宅で五輪を楽しめるよう」東京の地酒(大吟醸・純米吟醸・純米酒など)5本と、東京の酒蔵が造ったサイダー2本の7本をセットにしたもの。
「東京での酒造りの起源ははっきりしないが、古文書などの資料から1702年には既に酒造りが行われていたと推測される。各酒蔵は、受け継がれた伝統を守りながらも新たなチャレンジと進化を続けている。その中で、東京の地酒をより多くの人にアピールする商品として『東京酒造』が生まれた」と同組合の玉木千代子さんは話す。「セットの『東京酒造』はコクのあるものやすっきりとしたものなど、酒蔵ごとの甘辛・香り・味わいの違いを楽しんでもらえそうな商品を選んだ」
「今回は『家族で楽しんでもらう商品』がコンセプトなので、ノンアルコールのサイダーもセットに加えた。『東京仕込み水サイダー(多満自慢)』は東京の水を使った『きめ細かい泡』の炭酸、『沢井ゆずサイダー(澤乃井)』は青梅市沢井産のユズ果汁を使っているので、そのままでも、アルコールの割材としても楽しんでいただける。贈答品にも利用いただければ」と呼び掛ける。
価格は1セット4,400円。送料無料(一部地域を除く)。