国分寺に「アウトドア」「キャンプ」「クラフトDIY」を軸にしたセレクトショップ「CORE CRAFT GEAR(コアクラフトギア)」(国分寺市本多1)がオープンして1カ月がたった。
コアクラフト社長で一級建築士の河野裕祐さんと、Vsigns GraphicのCEOを務めるグラフィックデザイナーの米倉八潮さんの2人が共同で経営している。
「Re Experience!」をコンセプトに、アウトドアシーンで使えるキャンプ用品やDIYの小物、おもちゃなどを販売。20アイテムほどを品ぞろえしており、ワークエプロンや350ミリリットルがぴったり入るよう設計されたグラスなどオリジナル商品も並べる。
商品ラインアップは、リクライニングする折り畳み式チェア「FAL.CO Folding Reclining Chair」(1万5,500円)や、積み上げたタイムを競って遊ぶ「デザインブロック」(2,600円)など。「愛すべき体験を共にできること」を意識して、2人でセレクトしているという。「店頭で手に取り、体験してみるからこそ分かる、ネットショッピングにはない良さを感じてほしい」と河野さん。
ほかに、米倉さんがデザインした、国分寺を示す「KBJ」をあしらった「マイタウンキャップKBJ」(4,440円)などの地域を感じさせる商品を扱うほか、委託販売も実施。古いコインを使ってアクセサリーをつくるコインリング作家、COIN RING OICHIさんの作品を期間限定で販売している。貸し切りでスペース貸し(1時間2,200円)も行う。
2階は設計デザイン事務所になっており、2人がタッグを組んで店舗設計やリフォーム、ロゴやチラシなどのグラフィックデザイン、それらのトータルコーディネートなど、幅広くデザイン提案を行っている。「2階が本業で、1階は副業」と米倉さんは話す。「1階は、設計デザインなどの一つのモデルルームであると同時に、モノを通したコミュニケーションの場という位置付けで始めた」と河野さんは言う。
ネイビーの壁紙と金色のロゴデザインが特徴的な店舗デザインは、全て2人が手掛け、ほぼDIYで作り上げた。「ガレージ感のある大人の遊び場」をイメージしているという。「秘密基地に来たようなワクワク感を感じてくれたら」と米倉さんは来店を呼び掛ける。
営業時間は13時~18時(時間、店休は不定)。