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「中央線御朱印めぐり」 国分寺駅など5駅と沿線6寺社がコラボイベント

先着3000人に進呈する「オリジナル和紙ファイル」

先着3000人に進呈する「オリジナル和紙ファイル」

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 JR国分寺駅を中心とした中央線の5つの駅と中央線沿線の6つ寺社仏閣によるイベント「中央線御朱印めぐり」が9月18日から、開催される。

JR国分寺駅社員と各寺社が共同制作したオリジナル御朱印用紙

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 JR中央線の5つの駅でスタンプを集め、JR国分寺駅社員と6つの寺社が共同制作したオリジナル御朱印用紙に各寺社仏閣の御朱印を記帳して巡る同イベント。吉祥寺駅~高尾駅の各駅に置かれた専用チラシが、スタンプラリーの台紙となる。駅でスタンプを押印したチラシを最寄りの対象寺社で見せると、御朱印が頒布される仕組み。

 全ての御朱印をつなげると、中央線の列車が四季の中を走り抜けるイラストが完成する。全スタンプが押されたチラシと6つの寺社の御朱印を国分寺駅に持参すれば、先着3000人に、デザイナーのいけかつまいこさんが同企画のために描き下ろした「オリジナル和紙ファイル」を進呈する。

 いけかつまいこさんは昨年、豊田若宮神社(日野市)のアマビエ御朱印などを手掛けたことで話題を集め、JR豊田駅にポスターが貼られるなど地域活性化に貢献している日本画、イラスト、書道のアーティスト。今回の「オリジナル和紙ファイル」のデザインは開運を願い、明るく、希望にあふれた世界を表現。太陽を突き破るように中央線が飛び出しているのは快活さを表すのと同時に、太陽を新型コロナウイルスに見立て「太陽を打ち破る=新型コロナウイルスに負けない」という意図も込められているという。

 JR東日本八王子支社広報室の宮本新さんは「新型コロナウイルス感染拡大が続く今、一刻も早い収束を祈り、御朱印巡りで寺社仏閣を訪れることをきっかけに中央線沿線の魅力を発見していただきたいとこのイベント企画した」と話す。

 スタンプが設置してある対象駅は、武蔵小金井駅、国分寺駅、立川駅、豊田駅、八王子駅。寺社は小金井神社、稲穂神社、祥應寺、熊野神社、若宮神社、子安神社。イベント期間中のみ祥應寺、若宮神社、子安神社は限定御朱印を用意する。「時節柄、三密を避けた休日の楽しみになれば」と宮本さんは参加を呼び掛ける。

 御朱印の初穂料もしくは志納料は1枚500円(祥應寺のみ300円)。10月17日まで。

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