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国分寺で地域イベント「ぶんさんウォーク」 100拠点が参加する街の文化祭

「ぶんさんウォーク」ぶんぶんウォークの特別編

「ぶんさんウォーク」ぶんぶんウォークの特別編

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 国分寺市内で現在、地域イベント「ぶんさんウォーク2021」が開かれている。

「ぶんさんウォーク」パンフレット

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 同イベントは「まちをぶらぶら歩きながら、国分寺の魅力再発見」を掲げる「ぶんぶんウォーク」の特別編。市民にまちの魅力を改めて知ってもらいたいという思い想いでスタートした「ぶんぶんウォーク」は、今年で11年目。市民主体の手作りイベントで、期間中、「街なかが文化祭のように」なり、毎年、市内外から約3万人が訪れる来場、地域を代表するイベントとなっている。

 今年は、密を避け集客を分散した「特別編」として、エリアを市内全域に拡大し、開催期間も延長した、「集まらなくてもつながっているよ『ぶんさんウォーク』」を開催。市内全域の100拠点が参加し、それぞれ工夫して来場者をおもてなすほか、100拠点100文字を集めるクイズを用意する。併せて、集めた数に応じた記念品も進呈。昨年も同様のスタイルで行い、地域を楽しむツアーとして多くの人々が参加した。

 参加拠点は「セレオ国分寺」「古書まどそら堂」「訪問介護ことり」「カフェローカル」「つくし文具店」「岸野農園直売所」公民館、図書館、公園などさまざま。期間中、「cocobunjiプラザ」(本町3)で音楽ライブ、「国分寺さんち」(南町2)の屋上でアート展示を開くほか、各拠点でワークショップやトークセッションなどの企画を繰り広げる。

実行委員会事務局の多田さんは「11年続けてきて、幾重にもまちの中につながりが広がり、ぶんぶんウォークからさまざまなプロジェクトや活動、アイデアが生まれ、社会実験的にやってうまくいけば定着していくということができている」と話す。「ぶんぶんウォークは何かやりたいという人やコトの『苗床』として位置付けられる」とも。

 「国分寺市は国分寺崖線を抱えた起伏のある街。史跡、湧水、はけの緑地、農地、商業と、エリアごとに特徴ある景観がある。加えて、サブカルチャーの拠点でもあった国分寺を深堀りすると、面白い人・コト・モノもたくさんある。特別ではなく、日常の延長に豊かなつながりを感じられる、まちぐるみのイベント」と多田さん。

「行ったことがない新しい国分寺を発見しながら、遠くには行けないけれど地域を楽しむマイクロツーリズムとして、参加していただければ」と呼び掛ける。

11月30日まで。クイズラリーは各拠点で用紙を入手して参加する。

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