2021年の立川経済新聞の年間PV(ページビュー)1位に輝いた記事は、「ヤタパラ跡地に立川の人気個店飲食店の集合業態 12月下旬オープンへ」だった。
ランキングは、1月1日から12月16日に配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ヤタパラ跡地に立川の人気個店飲食店の集合業態 12月下旬オープンへ(11/2)
2. 立川の洋菓子店「エミリー・フローゲ」、できたて焼き菓子を工場直売(6/7)
3. 武蔵村山の農園でブドウ販売始まる 人気のシャインマスカットも(8/25)
4. グリーンスプリングス「ドラゴンフライバー」が1周年 昭和記念公園と富士山を一望(7/27)
5. 立川のヤタパラ跡地に飲食店の集合体「ガレーラ」 出店テナント明らかに(12/10)
6. 東大和にベーグルとスコーンの専門店「クリカ食堂」 シェアキッチンから独立(10/19)
7. 立川北口にフランス料理店「アシメトリィ」 「シェ・タスケ」元シェフが独立(1/18)
8. 昭島にパティスリーカフェ「アンポン bake & drip」 兄妹でカフェの夢実現(2/12)
9. 武蔵村山のラーメン店「空の青とひまわり畑」、浜風食堂で間借り営業(5/28)
10. 立川のラーメン店「パワー軒」が30周年 燕三条らーめん、塩豚骨らーめんなど(1/26)
1位は、長年愛されてきた立川屋台村パラダイス(通称「ヤタパラ」)跡地に12月20日、個店飲食店の集合業態「GALERA Tachikawa Food Market(ガレーラ タチカワ フードマーケット)」がオープンすることを伝える記事だった。同施設に入るテナントが明らかになった記事も5位にランクインし、ヤタパラの閉店を惜しむ声とともにネット上を駆け巡り、オープンに向け期待が高まっている。
2位は、上半期ランキングで1位に輝いた、創業から40年以上の老舗洋菓子店「エミリー・フローゲ」が今年初めて工場直売を行った記事。同店の工場は立川駅北口近くにあるものの、住宅街の一角にあるためあまり知られていなかったが、工場直売には多くの人が訪れ、売り切れで購入できなかった人も多かったという。パティシエの佐野さんは「工場直売はしばらくお休みとなるが、来年春以降にまた再開したい」と話す。
3位は、武蔵村山の小林農園(武蔵村山市中藤5)でブドウ直売を始めたことを伝える記事がランクイン。昨今人気のシャインマスカットや希少な品種などが、採れたてで手頃な価格で購入できるのが注目されたと思われる。
4位以下は、飲食店のオープンや周年を伝える記事がランクイン。周年記事では、グリーンスプリングス「ドラゴンフライバー」が1周年を迎えた記事と、「燕三条らーめん」「塩豚骨らーめん」などで人気のラーメン店「パワー軒」が30周年を迎えた記事。今年はコロナ禍でも広域立川圏には多くの飲食店のオープンが相次ぎ、記事も注目を集めた。東大和のベーグルとスコーンの専門店「クリカ食堂」、立川のフランス料理店「アシメトリィ」、昭島にパティスリーカフェ「アンポン bake & drip」、武蔵村山のラーメン店「空の青とひまわり畑」など、さまざまなジャンルの飲食店がランクインした。
2022年も日々変化を遂げる広域立川圏の動向に注目していきたい。