立川観光協会(立川市曙町2)が3月4日、2022年度の立川観光協会推奨認定品を、審査会を通じて決定した。
テレビでも取り上げられた伊藤養鶏場の卵を使った「とろけるとりっぷりん」
同推奨認定品は、立川市内で販売されている商品の中から「立川の土産品として独自性に富み、かつ高品質なもの」を認定し、立川の観光事業の発展とイメージアップに役立てることを目的とする。
市内の事業所や店から自薦で申し込んでもらい、同協会内の審査委員会で毎年度、認定商品の更新、新規申し込みの審査を行う。2022年度は19事業所38品目を認定。うち新規認定商品は、6事業所の12品が追加された。新規商品は、エミリーフローゲの「キャトルキャール」、コトブキヤの立川市公認なりそこねキャラクター「ウドラのもちっとぬいぐるみ」、立飛麦酒醸造所のクラフトビール3種、伊藤養鶏場の「とろける とりっぷりん」など。
審査会では、市観光課担当者、立川観光協会会長、立川市商店街振興組合連合会担当、審査委員長が試食し感想を述べた。「立川らしさ(素材・製造・包装)」「公正な価格」「優れたデザイン性・味」「プレゼントとしての魅力」「公正な表示」の5項目で審査。3分の2以上の審査員の合格判定したものを推奨品として認定した。
新井敏之審査委員長は「立川への思いがあふれた土産品がたくさん登録されたことが何よりもうれしい。年々、認定商品のレベルが上がってきていて、立川を知らない友人・知人にお薦めしやすい、立川らしい商品である点も良かった」と総括した。
「市内事業者の皆さんには、食べ物以外も認定品となることもでき、地元農作物を使うことにとらわれず、幅広い意味で立川らしい商品が審査対象なので、当事業を通して飲食以外の事業所も広報活動の一つとして利用していただきたい。市民の皆さまには、審査会を通して認定された商品で安心してお薦めできる商品ばかりなので、ぜひ購入いただければ」と呼び掛ける。