立川駅北口のファーレ立川地区で3月26日・27日、「ファーレ立川アートミュージアム・デー2022春」が開催される。
世界36カ国92人のアーティストによる109点のパブリックアート作品群が点在する同地区。同イベントでは同地区を美術館に見立て、さまざまなプログラムを展開する。
立川高島屋(立川市曙町2)北側の赤い植木鉢作品周辺では、たちかわ創造舎による新作野外劇を上演。物語には同地区の作品のタイトルやモチーフがちりばめられている。開演時間は11時30分、14時30分。定員は各回40人(当日10時から整理券配布、入場無料)。
立川市女性総合センターアイム(曙町2)では、ファーレ立川アートのロゴマークをデザインした北川一成さんによるトークセッションを行う。同地区向かいの複合施設「グリーンスプリングス」の開発中心メンバーの立飛ストラテジーラボ横山友之さんと、開発コンセプトやその思い、今後の展望について話す。開催時間は15時~16時30分。定員は30人(要事前申し込み、入場無料)。
3月23日~27日は、立川市の姉妹都市=長野県大町市と提携30周年の歩みと昨年大町市で開催された「北アルプス国際芸術祭」の様子をパネル展示するほか、立川市立小学校の図工の授業の一環で行われている「小学校ファーレ立川アート鑑賞教室」の事後学習で児童が制作した作品などを展示。
同地区に詳しい市民団体「ファーレ倶楽部」が、作品を約40分で紹介するアートガイドツアーも行う。開催時間は10時30分~(日本語)、12時10分~(英語)、13時30分~(日本語)。定員は各回20人(要事前申し込み、参加無料)。
サンサンロードでは、クラフトアートのマーケットがオープン。地域のハンドメード作家たちが制作したハンドメード作品を販売。
近隣ホテルやカフェでは、同地区のアート作品をイメージしたコラボメニューも用意。パレスホテルでは赤い植木鉢ケーキ「ミュージアムアート」(540円)や、アダムスオーサムパイでは「ブリーフケースを持った男」にちなんだ「ファーレ・チョコレートパイ」(580円)、「ファーレグラスクッキー」(380円)、ビストロサイトウでは、ニキ・ド・サンファルの作品「会話」をモチーフにした海の幸のサラダ「立川アートKAIWA」(1,400円)を提供する。販売期間は店により異なる。