「ひまわりガーデン武蔵村山」(武蔵村山市緑が丘)で現在、ヒマワリが見頃を迎えている。
同園は2011(平成23)年、都営村山団地建て替え事業のため空地となっていた区域への不法投棄や、土ぼこり、虫発生などの問題を解消するために造られ、これまで11年間営業してきたが、今年度で東京都に用地を返還することとなった。
駐車場を含め広さ2.4ヘクタールの同園には、ロシア、ハイブリッドサンフラワー、ルビー、東北八重、コンサートベル、バレンタイン、サンリッチフレッシュオレンジなど7品種、約10万本のヒマワリが咲き誇る。
園内には、背丈の高いヒマワリで囲いを作った「ひまわり迷路」、フォトスポット、「ゴーヤーカーテンのトンネル」などを設置。8月11日は市民手作りの灯ろうを並べた「灯ろうナイト」を行う。8月13日・14日は来場者に切り花をプレゼントする。このほか、同園で撮影した写真が対象のフォトコンテストは8月16日まで募集を行う。
このほか、「たまモノこどもワンデーパス」を掲示した小学生には、多摩モノレールコラボ限定缶バッジを進呈する。8月14日まで。
武蔵村山市産業観光課観光係の荻野涼資さんは「10年以上続いた当園も今年が最後の営業となる。14日の閉園日まで残りわずかだが、満開のヒマワリとの思い出を作りにぜひ訪れてもらいたい」と呼びかける。
開園時間は9時~17時。灯ろうナイトは18時~20時(雨天中止)。入場無料(駐車場は1台300円)。8月14日まで。