アリーナ立川立飛(立川市泉町)で11月5日・6日、「B3リーグ2022-23シーズ第5節立川ダイスvs東京八王子ビートレインズ戦」が行われた。
今シーズンから5人制のバスケ男子・Bリーグ3部(B3)に初参入した立川ダイスと八王子ビートトレインズによる「多摩ダービー」。2日間で延べ1400人の来場者を迎え、会場は多いに盛り上がった。結果は、GAME1(5日)は立川57-66八王子、GAME2(6日)立川70-58八王子となり、立川ダイスはB3リーグでホーム初勝利を挙げた。
共に接戦となった2日間。GAME1では、2Q(クオーター)・3Qと同点で抑えたが、最終4Qで9点差で敗れた立川ダイス。間橋健生ヘッドコーチは「立川のリバウンド数が36本で八王子は54本。その差がオフェンスのアテンド数に現れており、なかなか勝つのが難しい」と振り返った。
オフェンスを課題に挙げて臨んだGAME2では、トリスティン・ウォーリー選手による14得点6リバウンドのほか、阿部龍星選手、森黄州選手らが得点を決め70-58と追い上げて、ホームでB3リーグ初勝利を挙げた。
間橋健生ヘッドコーチは「ゲーム1の課題だったリバウンドの部分は、チーム全員で改善することができた。立川ダイスは1試合平均 得点が60点で最下位だが、58点に抑えることができれば今後勝てていくと思う。ディフェンスに対する自信は相当ついたと思う。1週間行ってきた練習の遂行力が発揮できた試合だった」と話した。
立川ダイスは、立川商工会議所・立川市商店街振興組合連合会・立川観光協会・立川青年会議所をはじめとする市内経済団体が発起し、地域密着の3人制プロバスケットボールチームとして2016(平成28)年に設立。2020年4月、アリーナ立川立飛を本拠地として活動する一般社団法人「多摩スポーツクラブ」と運営組織を合併。今シーズンから5人制のバスケ男子・Bリーグ3部(B3)に初参入した。
次回第7節は、11月19日・20日に同会場で「金沢武士団(サムライズ)」を迎えて行う。