食肉卸・食品加工会社「ミートコンパニオン」(立川市富士見町6)が4月6日、本社前に焼き肉商材の冷凍自動販売機「ど冷えもん」を設置した。
A5ランク黒毛和牛が当たる「肉ガチャ」のほか、ハラミ・ミックスホルモン・牛タンを販売
商品は、「牛タンスライス」「味付け牛ハラミ」(以上200グラム1,200円)、「塩だれミックスホルモン」(400グラム1,000円)、「肉屋の本気 肉ガチャ」(2,000円)。 牛タンは、黒毛和種の血統を受け継ぎアメリカで最高の等級評価を受けたブランド牛「SRF牛」を使用。「肉ガチャ」は2,000円相当のステーキ肉2枚が通常だが、5,000円相当A5ランク黒毛和牛のすき焼き用かステーキ肉の「当たり」を用意する。
同社フードサービス部リテール事業部課長代理の岡部真紀さんは「生から急速冷凍した鮮度の良いホルモンや、直営焼き肉店のタレに漬けたハラミ、一般には流通しない柔らかな牛タンなど、自社の強みを生かした、自信のある商品をそろえた。今後入れ替えも予定している。解凍してフライパンで焼いて店の味を家庭で楽しんでいただければ」と話す。「4月中は当たりを増やしているので挑戦していただければ」とも。
1960(昭和35)年に開業し、来年で50周年を迎える同社。食肉卸のほか、国内4工場(埼玉・神奈川・新潟・福島)で精肉やチルド製品・冷凍食品などの食肉加工を手がけるほか、焼き肉店「DANRAN亭(だんらんてい)」(柴崎町)を経営する。併せて、プロバスケ「立川ダイス」の協賛や冠試合を開催するほか、飲食店の集合業態「ガレーラ立川」(曙町)のオーナーを務めるなど、地域活動にも力を入れる。「これからも立川の活性化に貢献していきたい。スポーツで名前を知ってもらうのと同時に、商品を身近に楽しんでいただくことで、肉屋さんとしても地域との関わりを深めていければ」と自販機効果に期待を込める。