5人制バスケ「立川ダイス 2023-24シーズン新体制発表会」が8月27日、アリーナ立川立飛(立川市泉町)で開かれた。
B3リーグに加入し、2シーズン目を迎える同チーム。新加入の選手を加え、新キャプテンに森黄州(もりおうす)選手、副キャプテンにアメリカ出身のアンドリュー・フィッツジェラルド選手が就任し、今シーズンを戦うことを発表した。
代長の原宏樹さんは「昨年から続投の選手も多く、ルーキーだった選手も経験値を積んでレベルアップしている。B2で活躍を見せたフィッツジェラルド選手など新加入選手と重なり、仕上がりも早く、開幕を楽しみにしている」と話す。「プレーオフに進出してB2昇格を狙っていきたい」とも。
昨年は、最終戦では2000人を動員するなど注目も集まった一方で、リーグ16チーム中14位の結果に終わった。坂井耀平選手は「昨シーズンから残っている選手で結果に満足している選手は一人もいない。新しいメンバーも加わり、日本一練習していると思うので、応援して良かったと言ってもらえるよう頑張りたい」と意気込みを見せた。
併せて、チーム初のキャラクターを発表。チームカラーのブルーを基調とした「カマイタチ」がモチーフ。今後は着ぐるみの制作や名前の公募を予定している。
発表会と併せて、公開練習と撮影会が開かれ、集まったファンから「応援でどんな声がけがうれしいか」と問われると、福田晃平選手は「頑張れでも、ファイトでも、選手は聞いているので、何でもうれしい」と笑顔を見せた。
Bリーグでは7月に構造改革「B.革新」が発表され、2026年に新体制によるリーグが始まり今シーズンより審査が始まる。同チームは、「Bリーグ1」(通称「新B2」)を目指して動員数平均1500人を目標に掲げる。森新キャプテンは「新加入選手も加えていい練習ができている。また見たいと思ってもらえるいいゲームをしていきたいので、応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
開幕戦は10月21日・22日、アリーナ立川立飛に「湘南ユナイテッドBC」を迎える。