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商店街グランプリ優秀賞に東大和・富士見通り商栄会 武蔵美生とのコラボ事業で

優秀賞の賞状を受け取る「富士見通り商栄会」の米山良太前会長

優秀賞の賞状を受け取る「富士見通り商栄会」の米山良太前会長

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 東京都が都内の商店街の取り組みを表彰・紹介し、商店街の役割や魅力を広く知ってもらおうと開いている「第18回東京商店街グランプリ」で、東大和の富士見通り商栄会が行った「『にゃんがいい』アートプロジェクト2022」が優秀賞を受賞した。11月15日に発表された。

東京商店街グランプリの表彰式に参加した富士見通り商栄会の会員

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 21件の応募事業から5件が最終選考に進み、グランプリ、準グランプリ、優秀賞、特別賞が選ばれた。受賞した同事業は、住所の「南街(なんがい)」にかけて「にゃんがいい」と名付けた猫のマスコットキャラクターを設定していることにちなみ、2022年8月下旬から武蔵野美術大学の学生23人と有志2人、同商店街が協力して猫をテーマにしたアート作品を制作。12月に全ての作品が完成し、約1カ月間、お披露目イベントを開いた。

 審査員は「学生の能力を生かした事業で、学生が商店街会員と長期間にわたって密に進めたことで、大変魅力的な事業になった」と評価した。

 同商店街の米山良太前会長は「最終選考にノミネートされた時は驚いたが、うれしかった。学生と店の意見・スケジュールの調整が大変だったが、頑張ったかいがあった。残ったからにはグランプリを取りたかったのでまたチャレンジしたい。他の事業もアイデア満載で魅力的なところがあり大変勉強になった。今後も少しずつ作品を増やしながら商店街を盛り上げていければ」と意気込む。

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