「シマエナガを描く画家」として知られる原田愛さんの個展「原田愛 絵画展~初春シマエナガ~」が1月17日から、伊勢丹立川店(立川市曙町2)で開催される。
同展は、伊勢丹立川店8階のアートギャラリーで立川初となる原田さんの個展。肩を寄せ合うシマエナガや雪の中でほほ笑むアザラシなどの作品約30点を展示販売する。原田さんは雪のめったに積もることのない福岡で生まれ育ち、大分の高校時代には全国高等学校総合文化祭にて大分県代表に選ばれた。その後上京し武蔵野美術大学へ入学。卒業後、雪への憧れから、北海道に生息するシマエナガを描き始めたという。
同絵画展を企画提案した画商の久保田純也さんは「シマエナガ数羽が肩を寄せ合い木に止まっている作品が印象的。寒さが厳しい雪の中であっても、心の中で支え合える家族がいることを感じさせてくれる」と話す。
原田さんは「豊作のしるしで縁起が良いといわれ新年の雪景色とかわいいシマエナガの絵画を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。入場無料。1月23日まで。