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世界自閉症啓発デーに向け立川でダンスイベント シャボン玉セレモニーも

昨年のイベントの様子(ステージ)

昨年のイベントの様子(ステージ)

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 ダンスイベント「第2回 世界自閉症啓発デー~ひとりじゃないよ ダンスでつながるみんなの輪~」が4月7日、旧若葉小学校(立川市若葉町4)で開催される。主催は社会福祉支援団体「YELL(エール)」。

社会福祉支援団体YELL代表の町田美羽さん

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 国連が定めた4月2日の「世界自閉症啓発デー」に向けた同イベントは、昨年に続き2回目。同団体代表の町田美羽さんはダンス教室を経営しながら、発達に凸凹のある4人の子どもを育てている。町田さんは「自身の幼少期にネグレクトを受け、つらく寂しい思いをした。そのつらさを忘れ、自分の生きがいとなったものが『ダンス』だった。そして母となり、子どもが自閉症の診断を受けた時、自身を責めて、悩み、苦しんだ。そのつらい気持ちを強みに変え、同じような悩みを抱える母親を救いたいと思い、このイベントを企画した」と話す。

 昨年の初開催時はSNSなどで集客を呼びかけ、250人ほどが来場した。前回は体育館と校庭の一部で開催したが、今回は規模を拡大し、体育館と校庭全体を使う。参加者数も増え、ヒップホップやフラダンスなどの出演者が約180人、キーホルダー作りやマッサージなどのワークショップ24店、キッチンカーや模擬店12店が参加する。

 併せて、障がいを知る目的として障がいがある人の困り事を体験するコーナーも用意。立川のご当地アイドルや、キャラクター「くるりん」と「ウドラ」も駆けつけ、会場を盛り上げる。メインセレモニーとして、民族楽器「アサラト」の演奏を披露するほか、音楽に合わせてシャボン玉師が「みんながつながる輪」をイメージしたシャボン玉を飛ばす。

 町田さんは「昨年から開催している取り組みを一人でも多くの人に知ってもらい、障がいがあってもなくても、支え合い、理解を深め、皆が幸せになるまちづくりをしていきたい。参加者が笑顔になるような企画がたくさんあるので、子育てや発達障がいに悩む方や家族をはじめ、この取り組みに興味を持った方は、ぜひ来場いただければ」と呼びかける。

 開催時間は11時~16時。入場無料。

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