立川のeスポーツ企業「TIECLAN(ティーアイイークラン)」(立川市錦町1)に所属するチーム「TIE(ティーアイイー)」が8月にサウジアラビアで開催される「Esports World Cup 2024」の「APEX LEGENDS(エーペックスレジェンズ)」部門に出場する。
「世界への熱望、冷静沈着な判断をモチーフとした」ユニフォーム画像
同社は、2012(平成22)年に発足したゲーミングチーム「TIE(ティーアイイー)」を母体とし、2023年12月にeスポーツ事業を展開するために設立。「FLAP WITH GAME, AIM THE WORLD.(ゲームで羽ばたける世界の創造)」をビジョンに掲げ、国内外のプロリーグや大会に参加している。
「Esports World Cup 2024」は、賞金総額がeスポーツ史上最大となる6,000万ドル(約94億円)以上という、世界中のトップeスポーツチームが集結する大規模な大会。エーペックスレジェンズのほか、「ストリートファイター」や「鉄拳」などのゲーム19タイトルで開催される。
同チームの出場は、北アジア予選大会「Apex Legends - Online Qualifiers - APAC N I Esports World Cup 2024」の結果により、7月1日に決定した。チームリーダーのTIE_1ron(アイロン)選手は「初の世界大会の舞台となるので、全身全霊で臨みたい」と意気込む。
同社社長の森林大河さんは「チーム発足から半年でこのような結果を得ることができ、とてもうれしい。世界の舞台に立つ選手には頂点を目指してもらいたい。これを機に、立川のスポーツシーンにも貢献していきたいので、地域の皆さんにも応援してもらえれば」と話す。