ラーメンの食べ歩きイベント「TOKYO042 RAMEN-RALLY（東京042ラーメンラリー）が8月1日に始まった。

「TOKYO042 RAMEN-RALLY」チラシ

　「西東京のラーメン屋が東京を盛り上げる」をコンセプトに、昭島・立川・羽村・福生のラーメン店が「夏」をテーマにした限定ラーメンを提供する同イベント。併せて、各店を食べ歩くスタンプラリーも行い、獲得したスタンプ数に応じてオリジナルの参加店のロゴ入り丼やキーホルダー、手ぬぐいを先着で進呈する。

　参加店とメニューは、元祖羽村ラーメン マルフル食堂＝「ニボコン冷やし中華」、トマトラーメン カッパ 64 福生店＝「冷たいトマトバジルまぜそば」、中華そばムタヒロ 拝島駅店＝「飴色玉ねぎと鶏の冷やしワンタン麺」、ラーメン大山家 昭島店＝「魚介と玉ねぎの冷やしラーメン」、アンタイヌードルズ＝「海老（えび）と浅利（アサリ）の冷やしそば」、麺や独歩　昭島本店＝「冷しゃぶ担々麺」、横浜家系ラーメン思道＝「思道流ジャージャー麺」、らーめんぱったぱた＝「夏の梅塩ラーメン」。

　昨年初開催した「AKISHIMA RA-FES（昭島ラーフェス）」に続き、エリアを拡大して行う同イベント。主催する「麺や独歩」（昭島市中神町）店主の井原英樹さんは「昨年のラーフェスでは、用意していた景品もすぐになくなり、追加発注するほど盛り上がり、ラーメン店の閑散期といわれる夏に過去最高売り上げを更新する参加店もあった」と振り返る。「今年は、よりお客さまが喜んでくれる企画を考え、つながりのある近隣のラーメン店を巻き込んでエリアを拡大。『マルフル』では都心で話題のニボコンを取り入れたり、『カッパ64』ではイタリアン系ラーメンが味わえたりと、バラエティーに富んだ味を楽しんでいいただけるのでは」と意気込む。

　「普段は点で活動しているラーメン店が線となり、麺を通じた輪を広げていければ」と井原さん。イベント名に市外局番を意味する「東京042」を冠し、ロゴマークにはクジラや五重塔など多摩地域のご当地モチーフを盛り込み、ラーメンを通じたまちづくりを目指す。「アンタイヌードルズ店主 の磯田祐樹さんと相談を重ねて、ここまでこぎ着けた。ロゴマークや景品は、磯田さんの知人のデザイナーと協議しながら作り上げた力作」と話す。

　「スタンプラリーで全店達成するだけではなく、各ラーメン店の夏らしい限定麺を楽しんでいただき、お祭りへの参加を楽しんでいただければ」と呼びかける。

　8月31日まで。