「アメリカンダイニング トマト＆オニオン」（立川市砂川町1）が7月18日、立川のすずかけ通りにオープンした。

ビフテキは100グラムから注文することができる

　厚さ2センチの鉄板で焼き上げる「弾丸ハンバーグ」が名物の同店。場所は「ジョナサン立川砂川町店」跡で席数は108席。東京初出店となる。

　「トマト＆オニオン」は「トマオニ」の愛称で親しまれ、今年で創業45周年を迎える。京都府舞鶴市にある1号店は戦後に引き揚げ船が多く到着する港町にあり、アメリカ軍人が多く滞在していたことから、店内にアーリーアメリカン調の装飾が施されている。

　運営会社「トマトアンドオニオンアソシエイツ」社長の小林大二さんは「お薦めメニューは、創業から培ってきたこだわりが詰まっている『弾丸ハンバーグ』。ステーキや焼き肉に使う部位を使った牛肉100パーセントのパティは、素材のうまみを引き出すためにつなぎを使っていない。300度以上の高温グリルで焼き上げて牛肉のうまみと肉汁を封じ込める。外側はカリッと香ばしく、中はジューシーに仕上げているので、ナイフを入れると肉汁があふれ出てくる。切ったハンバーグを鉄板に備え付けの焼き石で焼いて仕上げるため、熱々の状態で食べることができる」と話す。

　メニューはこのほか、「メルティクリームスフレケーキ」（879円）、「チョコバナナパフェ」（549円）など。上部がフラッペ、下部がソフトクリームの「フラソフティーノ」（イチゴ、マンゴー、白桃、ブルーハワイ、宇治抹茶白玉、以上、各659円）も期間限定で用意する。

　小林社長は「新型コロナウイルスの影響で外食を我慢していたお客さんが戻ってきた時に、よりおいしい物を提供しようとコロナ禍にメニューをブラッシュアップした。今まで以上に自信を持ってお薦めできるメニューが完成したので東京出店を決意した」と話す。

　営業時間は10時～23時30分。